
英語で日記を書いてみよう!
英語力がぐんと上がる日記での英語の簡単な書き方をご紹介します。
日記と聞くと難しいそうに見えますが、今回ご紹介するのは「1行日記」
毎日1行でOKなので、忙しいときでも続けられそうな気がしませんか。
「継続は力なり」と言われるように、毎日書くだけで365行の知識と経験を身につけることができます。お子さんが毎日楽しくできるようなアイデアも一緒にご紹介しますので、ぜひ取り入れて見てくださいね!
英語での1行日記のやり方
「1行日記」に必要なもの
必要なものは至ってシンプル。
- ノート
- ペン
この二つだけあればいつでも始められます。
お子さんが好きなキャラクターのノートやお気に入りのペンがあれば、よちモチベーションも上がることでしょう。
やり方はとっても簡単!
「1行日記」のやり方はとても簡単です。
毎日1行、思ったこと・感じたこと・初めて知ったこと・・・なんでもよいです。
1行だけ、感想を書くだけです。
初めは難しいように感じるかもしれません。
そのときは、おうちの方が補助をして、「今日はどうだった?」「どんな天気だった?」「好きな食べ物はなんだっけ?」と回答を促しても良いでしょう。
「それじゃあ、今日は”晴れだった”にしようか?」「私はアイスクリームが好きです、にしてみようか」とお子さんに気づきを与えるのもありです。
お子さんが「カタツムリがいた、にしたい」「公園で遊んだって英語でなんて言うの?」と積極的に聞いてきたときはチャンスです!ぜひ好きな文章を書かせてあげてくださいね。
意識したいのは「英語で考える経験をすること」「英語で書く体験をすること」です。
正しい英語を書こうとしなくてもOK!
初めのうちは、おうちの方も正しい英語を書かないと!と思うかもしれませんが、初めから正しい英語はなくても大丈夫です。
正しいに越したことはありませんが、実際ネイティブスピーカーでもたくさんの文法ミスやスペルミスをして徐々に正しい形を覚えていきます。むしろ、初めのうちの”間違える経験”をするのも貴重な経験です。何が間違っているかを知ることにもなるので、間違いではなく「楽しさ」を求めていくことがポイントになります。
「1行日記」にはどんな効果があるの?
「1行日記」に期待できる効果は、こういったものがあります。
- 英語で考える思考
- 英語と日本語をリンクさせる体験
- 英語を書くことができる能力
- 毎日続けるという習慣化
- 英語力(文法・単語)がアップ
- 英語で文章を組み立てる思考 など
1日を振り返る時間を5分だけでも設けるだけで英語で考える経験をおうちでもすることができ、英語力も並行してアップすることができので一石二鳥です。
どんなことを書いたら良いの?
各項目は何でも良いですが、例えばこんなんものはいかがでしょう?
「木戸に立ち掛けし衣食住」
これは有名なもので、ホステスさんや接客業の方、営業マンなどがお客さんと話す際のきっかけになる話題の項目の頭文字をとったものです。
- き(木)…気候
- ど(戸)…道楽(趣味、テレビ、映画、スポーツ)
- に…ニュース
- た(立)…旅
- ち…知人
- か…(掛)家族
- け…健康
- し…仕事
- 衣…ファッション
- 食…グルメ
- 住…住まい、暮らし、家
気候なら「It was sunny today」(今日は晴れだった)、道楽なら「The movie was so fun」(あの映画は面白かった)、ニュースなら「The TV show was hard to understand」(ニュースって難しい)などです。
簡単に感じたことを自由気ままに書いていくのが「1行日記」です!
子供が続けられるアイデアは?
お子さんが続けるためのアイデアをご紹介しましょう。
書けたら褒める!褒めまくる!
正しい英語でなくても、書くことができたら褒めましょう。褒めることでお子さんは自信を持つことができます。自信を持つことで自己肯定感も高めることができます。自分の中で成功体験を持つことでお子さんは他のことにも積極的にチャレンジできるようになるので、上手く書けなくても「書けたこと」をとにかく褒めましょう!
スタンプカードやシールを利用して
お子さんはスタンプカードやシールが大好き。大人でもスタンプカードを満タンに貯めたりするのが大好きな人もいますよね。ラジオ体操カードは深層心理を上手く利用した素敵なアイテムなのです。
まっさらな紙に手書きでも良いのでスタンプカードを作って「1行日記」が書けたら「スタンプをポン!」と押すのもありですし、日記に直接シールを貼ってもよし!シールやスタンプが増えるとお子さんも楽しくなって毎日続けられる楽しいアクティビティになります!
気軽な気持ちで「1行日記」を始めてみよう!
3日坊主で終わってしまうかもしれませんが、それもそれで経験です。忘れた頃にまた再チャレンジするも良いと思います。
いきなり1年を目標にするのではなく、1週間、1ヶ月、夏休み間だけ、土日だけ、平日だけと目標を持ってやると、よりハリが出てきてモチベーション向上にもつながるでしょう。
意識したいたのは、「楽しさ」です。「1行日記」は学校の宿題でも塾の課題でも何でもありません。英語をより楽しく身近に感じるためのツールです。強いることはまったくありませんので、気軽に楽しく取り入れて見ましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!