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【143】「Let’s go home, little bear」冬に読みたい!暖かい熊の親子の【子供の気持ちに触れられる】

ぽんママ
ぽんママ
年間200冊の英語絵本を読んでいるよ! その中から今回はAmazonベストセラー作家の 絵本を紹介するよ!

Amazonベストセラー作家が届ける絵本

今回ご紹介するのは「Let’s go home, little bear」です。

直訳すると「おうちに帰ろう。小さなくまくん」です。

日本語訳の本も出版されており、「おうちにかえろう ちいくまくん」(評論社)から出ています。

作者のマーティン・ワッデルさんは北アイルランドの出身。

北アイルランドといえば、雄大な自然が魅力の一つです。

本作は雪に囲まれた山がたくさん登場します。

作者の生まれ育った環境にも触れることができそうですね。

英語もお話もイラストも素敵なのでぜひ一度読んでいただきたい一冊です。

  • 著者名:マーティン・ウォッデル
  • 出版社:Walker Books Ltd; New ed版
  • 出版年:2005/4/4
  • ページ数:32ページ
  • 対象年齢:2〜5歳(推定)

英語の”音”を楽しめる

この本は「音」がテーマでもあります。

どこからともなく聞こえてくる音。

大人には当たり前になってしまって、気にすることもない音ですが

子供は音に非常に敏感。

どこから?何の音?と、不安になる気持ちが上手に表現されています。

その英語での音を絵本を通して楽しむことができます。

例えば、「Plod」はボツボツした音、とぼとぼした音なのですが

これはくまくんが雪の上を歩いているときに雪を押して生まれたものです。

しかしくまくんは、どこから聞こえてくるか分からない音がついてくる、と感じます。

こうした音に重きを置いた興味深い絵本はなかなかないと思います。

絵本なのに「温度」が伝わる?

そうなのです。絵本なのに温度が感じられてしまうような気がするのです。

物語のシーンは雪で覆われた森の中ではじまります。

イラストを見ていると雪の冷たさやピンと張り詰めた空気感を感じられます。

そしてシーンは変わって、洞穴のおうちのシーン。

洞穴ははじめは冷たい空気が充満しているように感じられますが

親くまがランタンに火をつけるとどうでしょう。

周りがぱっと明るくなり、ランタンの暖かさが絵本から伝わってくるようです。

さらに、親くまと子くまがソファでブランケットにくるまっているシーンは

本当に心までも暖かくなっていくような気持ちがします。

冬にぜひ読んで、心まで暖かくなりたいですね。

ほんわか、優しいタッチのイラスト

イラストがとにかくかわいくて素敵です。

優しい色使いとほんわかとしたタッチに癒されます。

ビビットではっきりとしたイラストも魅力的ですが、

こうした柔らかいテイストのイラストも同じくらい魅力的ですね。

くまくんの表情が人間らしく、とても感情移入できます。

困った顔はまるで自分の子供が困っているようにも見えてしまうのでは?

絵本から優しさか伝わってくるのを感じることでしょう。

本のイメージ

ぽんママ
ぽんママ
参考に本のイメージをご紹介するよ! きっとお気に入りの一冊になること間違いなし!

【参考】Amazonでの購入レビュー

参考にAmazonでの購入レビューを見てみました。

圧倒的に海外のコメントが多いです。

それに高評価が続きます!

なんと76件中89%が星5を選択しています!(2021年8月6日現在)

コメントを見てみると「3歳の娘のお気に入り。優しい話。」

「イラストがとても素敵で読むのが楽しい」「孫に買ってあげました。とても喜んでいます」など

前向きなコメントばかりでした。

あらすじ

くまくんは、雪のお山で楽しく遊んでいました。

すると、どこからか不思議な音が聞こえてきます。

聞いたことがない音に不安になるくまくん。

「おうちに帰ろう」と親くまが言っても音が気になります。

何度も振り向いて、音の正体を確かめようとします。

親くまが音の正体を伝えて、「大丈夫よ」「怖くないよ」「心配しないで」と

くまくんをなぐさめます。

そうして不安な中も、おうちに帰り、親くまの腕の中でぐっすりと眠るのでした。

単語を解説

絵本の文章は難しくありませんが、少しだけ単語を解説します。

読む前にチェックして意味を確認するとスムーズに読めますよ!

さらにお子さんから意味を聞かれたときにすぐに答えられると思います。

  • Plod:こつこつ、とぼとぼ
  • Plodder:足取りが重い
  • Set off:出発する
  • Glace:氷
  • Drip:滴下
  • Dripper:落ちること、滴ること、流れること
  • Plopper:ドスンと落ちる
  • Path:小道
  • Woo:ウー(音)
  • Creak:キーキー、ギシギシ
  • Cave:洞穴
  • Stir up:焚きつける
  • Cosy:居心地の良い

最後に

今回は心も温まる「Let’s go home, little bear」をご紹介しました!

可愛いイラストで思わず心がほっこりしてしまいますね。

子供の頃の「あの音って何?」といった好奇心のような不安に似た気持ちが

伝わってくるような作品です。

絵本は子供のために、と思われていますが、実は親御さんのためでもあると思っています。

親御さんが読んでいて楽しいもの・気分が上がる絵本が

お子さんにとっても最高の絵本です。

一緒にお気に入りの絵本を探す旅をしていきましょう!

  • 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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