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【151】子供が絵本を破る・壊すときの対処法は?ストレス?絵本の修繕履歴も合わせてご紹介

ぽんママ
ぽんママ
年間200冊以上の英語絵本を読む 絵本マニアが紹介するよ!

子供が絵本を破る・壊す

おうち英語に欠かせないパートナーとして絵本は大きな存在です。

見るだけでも英語に触れることができる素敵なアイテム。

日本とはやはり違う文化の多様性を絵本からも学ぶことができ

気軽に続けられるおうち英語の強い味方です。

しかし、時にはそんな大切な絵本がお子さんによって

壊されてしまったり、破られてしまったりすることはありませんか?

「絵本が嫌いなのかな・・・?」

「ストレスがたまっているのかな・・・?」

「私のやり方が悪いの・・・?」など、心配してしまいますよね。

でも、安心してください。

お子さんが絵本を傷つけしまうのは、おうちの方のせいではありません。

今回は絵本を破る・壊されてしまうときの対処法についてご紹介します。

我が家では日常茶飯事

おうち英語を毎日続けている管理人も絵本は欠かさず読み聞かせをしています。

幸いにして絵本が好きなのか、「これ読んで」「次はこれ読んで」と

次々に絵本を手渡してくれます。

しかし、読んでいる最中に絵本を取り上げられて

噛んだり、叩いたり、投げたり、挙げ句の果てはページを割いたり

仕掛け絵本のパーツを剥いだりすることも・・・

その度に補正をしているので結構ボロボロにはなってしまいますが

絵本は消耗品の一つと少し悲しいながらも割りきっています。

なぜ本を痛めてしまうの?

お子さんが絵本にいたらずらしてしまう理由はいくつか考えられます。

【理由1】破くのが楽しい

「ビリビリ」「ぴりぴり」紙を破くと不思議な音がしますよね。

お子さんは、この音を気に入っているのかもしれません。

シーソーが好きなように、砂場遊びが好きなように

「紙を破ること」がお子さんのマイブームかもしれません。

しかし大人になって、ずっと紙を破いている人は多くはないですよね。

いつかそのマイブームも終わりを告げて、次の興味へと変わっていく。

いまはそうした時期である可能性も考えられる増す。

【理由2】破くとどうなるのか気になる

月齢や年齢が低いお子さんにとっては、世界はまだまだ未知の世界。

不思議と好奇心で溢れています。

大人になると「物を投げるとこうなる」「絵本を破くとこうなる」と

経験と体験から予想がつきます。

しかしお子さんはまだ世界の一部しか知りません。

「一回目破ったらこうだったけど、次もそうなのかな?」

「もしかしたら二回目は違うかもしれない」

「三回目こそ、違うかもしれない!」

こんなことを考えているかもしれませんね。

【理由3】おうちの人の反応を見たい

絵本を投げたり、破ったり、壊したとき、大人のみなさんはどんな反応をしていますか?

「あー!」と声をあげたり「はぁ」とため息をついたり

悲しい顔をしたり、時には怒ってみたり。

つい、普段とは違うリアクションをとってしまっていると思います。

お子さんはおうちの人との関わりが大好き。

みなさんの反応を見たいがために、行動を起こしているようなもの。

大人の反応が面白くて、ついやってしまっているのかもしれません。

【理由4】手を動かすのが面白い

一歳から本格的に手の動きが活発になってきます。

指も少しずつですが筋肉がついて、物をつまんだり指さしができるようになったりと、

大人の私たちが当たり前になった動作が

お子さんにとってはかなりの衝撃的な事実なのです。

もしかすると「見てみて!こんなことできるよ!」と

おうちの方に知ってほしい、見てほしい、誉めてほしいと思っているのかもしれません。

【理由5】絵本を絵本だと思っていない

お子さんにとって、絵本はおもちゃのひとつ。

それ以上でもそれ以下でもありません。

少し成長すると「絵本は読むもの」という認識が生まれますが

1歳前後ではまだまだ先のこと。

もしかすると、しばらくその認識を持っている子もいるかもしれません。

「カラフルなイラストがたくさんあって、おうちの方が声をかけてくれて

なんだか面白いおもちゃだ!遊びたい!」

そんな風に考えているのかも。

【理由6】力の加減が分からない

月例が低いお子さんはまだまだ力の加減が難しいもの。

本当は少しの力を入れたつもりなのに

思った以上に力が入ってしまうことも。

それもあって、本人は少しだけ力を入れて絵本をめくったつもりでも

予想以上に勢いが増してしまっていたのかもしれません。

成長につれて力の加減が調整できるようになるので

温かく見守っていくことが必要です。

【理由7】もっと近くで見たいから

絵本や本を見るとき、恐らくある程度の距離を保って見ていると思います。

おうちの方の膝の上だったり、離れたところにある絵本。

「もっと近くで見たい!」と引き寄せているのかもしれません。

その結果、絵本が裂けてしまっているのかも。

そのときは、絵本をお子さんの方に引き寄せてあげたいですね。

ストレスではないの?

おうちの方が懸念されている点で「ストレスを感じてこうした行動になっているのではないか」と

心配される方もいると思います。

ストレスから来る行動というのも完全には否定できませんが

もしもストレスであれば絵本に一転集中で当たるのはなかなかないと言えるでしょう。

完全にストレスであれば、おうちの方を叩いたり他のおもちゃを壊したり

全面的に被害が及ぶと考えられます。

絵本を壊す行動だけでは、ストレスかどうかの判断はできませんので安心してください。

対処法をご紹介

子供が絵本を痛めてしまう理由がわかっても、

せっかく買った絵本がボロボロになっていくのは耐えがたいですよね。

そんなときの対処法をいくつかご紹介しますので

ぜひ試してみてくださいね。

【対処法1】ボードブックにしてみる

ペーパーブックやハードカバーは本編の髪が薄い素材でできています。

そのため、子供の力でも十分に破いたり割くことができます。

まず破かれることなどが気になる場合は、ボードブックをおすすめします。

絵本の厚さが増すので、本棚を圧迫してしまいますが

相当の耐久力がありますので、少しのことでは壊れません。

絵本を渡すときに少し見てみてくださいね。

【対処法2】とにかく懸命に補強する

お子さんが絵本を痛めてしまうことと、おうちの方が絵本を修繕することが

いたちごっこになってしまう可能性もありますが、

懸命に補強し続けるというのも一つの手です。

絵本を中古ショップで再販売することを考えている場合は別ですが

お子さんに絵本を渡してきれいな状態でいることはまず難しいので

ここは割りきってボロボロにしてもらうのもひとつです。

いつか振り返ったときに「こんなに直してくれたんだ」と

いい思い出になるかもしれません。

さらに「ものを大切にする」という気持ちが伝わるかもしれません。

補強する際は、図書館でも使われているこちらのテープがおすすめです。

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【対処法3】破いたらダメなことを伝える

こちらは、忍耐力が必要になります。

月齢や年齢が低いお子さんにとっては「おうちの人が怒っていること」自体が新鮮に写ります。

なぜいまおうちの方が真剣な目で話してくれているのか、それは一回では伝わりません。

保育のプロである保育士さんだって、一回でダメなことを理解してもらうのも難しいです。

しかし難しいかといって何もしていないと現状は変わりません。

大切のは「伝え続けていくこと」。

いつしかいつもと違う雰囲気のおうちの方の空気感が伝わり

「なんだか、これはだめそうだ」というのを感じ取ってもらうことができます。

目を見て、しっかりと優しく「だめだよ」と伝え続けていきましょう。

この際、「もし絵本がママだったら?」「もしこの絵本がパパだったら?」と

お子さんがイメージしやすいように伝えてみましょう。

「ママが破かれたら痛いよね」「パパが投げられたら痛いよね」

そう伝えることで「やってはいけないこと」が分かってくるでしょう。

【対処法4】別のものを破らせる

破らせていいものをあえて与えるというのも一つの手です。

スーパーやドラッグストアには無料で持ち帰ることができる厚手の冊子や

薄手の冊子が置いてあることがあります。

それであれば好きにしていいよ、と「破く対象」をあえて作るのもよいでしょう。

お子さんが「破きたい欲」を持っているのであれば

それは絵本でなくてもいいはずです。

チラシやティッシュ、キッチンペーパーなどなんでも良いので

お子さんが破きたい欲を発散できるものを見つけてみましょう。

【対処法5】思いきって好きにさせる

絵本はある意味では消耗品ですが、頭でわかっていても

お金を出して買ったものをボロボロにされるのは心も痛みますよね。

自分の絵本であれば多少は傷ついてもよしとできますが、

それが図書館から借りた本や友達から借りた本であれば別です。

方法のひとつとしては、どれか一冊に決めて

その本だけは好きにしていいよ、と手渡すことです。

お子さんも永遠に絵本を破り続けるわけではないので

その本だけが犠牲になってしまいますが、他の本は守ることができます。

ある程度自分の中に「経験値」として絵本との関わりが蓄積されれば

絵本を破ることは減ってくるでしょう。

【対処法6】一旦違うもので気を反らしてみる

気を紛らわせるために、違うものをお子さんに見せるのも一つの手です。

興味が別の方向に移るので、一旦その場では絵本を破ったりする行動からは回避できます。

しかしこの方法はその場しのぎであるので、

またお子さんが絵本を痛め付けそうになった場合は

いままでお伝えした方法も試してみる必要があります。

【参考】我が家での修繕履歴

我が家では毎日絵本を読み聞かせています。

朝保育園に行く前、夜のご飯を食べる前、お風呂に入る前、

夜ベッドに行く前、寝る前、どのタイミングでも

子供が絵本を持ってきたら読むようにしています。

それはキッチンだったり脱衣所だったり階段だったり様々ですが

子供の「読んでほしい」気持ちを消さないためにできる限り応えています。

それもあってか、絵本はボロボロ。

特にお気に入りの絵本はテープだらけです。

ですが、子供は絵本を変わらず好きでいてくれるので

この営みは続けていきたいと思っています。

参考になるかは分かりませんが、我が家での修繕履歴をご紹介して終わりたいと思います。

最後に

小さいお子さんにとっては、絵本はまだまだおまちゃのひとつ。

大人のように「絵本は読むもの」と覚えるには時間がかかります。

もしも絵本に対する姿勢が少し変わったときは

たくさん誉めてあげてくださいね。

おうちの人のストレスにならない程度に、絵歩を自由に触らせてあげながら

ご紹介した対処法を試してみてください。

参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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