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【100】短気は損気!教訓を得られるエリック・カールの「The Bad-Tempered Ladybird」

こんにちは。ぽんです。

いつも訪問ありがとうございます。

本ブログMommy's Backではおうち英語に関する

お役立ち情報を毎日発信しています。

実際に我が子もおうち英語を取り入れながら生活していますので

みなさんの悩みなども解決して行けたらと思っています。

今回ご紹介するのは「The Bad-Temperd Ladybird」です。

「The Bad-Temperd Ladybird」って何?

「The Bad-Temperd Ladybird」は、「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんの著書です。

怒りっぽいてんとう虫が、いろいろな生き物に戦いを挑んでいく話です。

ストーリーを簡単に紹介

始め、てんとう虫は同じ仲間である別のてんとう虫に「戦いをするか?」と聞きます。

どうやら虫の居所が悪かったようですね。(虫だけに)

「お前は俺より小さい。戦うに値しない。」と言って

どんどん大きな動物たちに戦いを挑んでいきます。

気合は十分なものの、実際戦うとなると怖気づいてしまいます。

そして最後に戻ってきたのは、最初に戦いを挑んだてんとう虫のところ。

その仲間のてんとう虫は、やさしく受け入れ、一緒にアブラムシを食べました。

エリック・カールさんの独特な色使いとタッチが癒しを与えてくれる作品です。

短い絵本ですが、教訓を感じとることができる絵本です。

作者:エリック・カール

出版社 ‏ : Festival; Brdbk版 (1999/9/8)

発売日 ‏ : 1999/9/8

おすすめポイントは?

しかけ絵本にびっくり!

はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんの作品は

絵本をただめくるだけではない楽しみを私たちに届けてくれます。

この絵本も実はしかけ絵本になっていて、ページをめくると驚きの世界が待っています。

ネタバレになってしまいますが、ベースは「はらぺこあおむし」と同じように

たくさんの果物を食べていく様子に似ています。

 

てんとう虫が生き物たちに戦いを挑んでいく場面でしかけ絵本が使われているのですが

生き物の大きさによって「ページ」と「文字の大きさ」が変わって行きます。

はじめは小さな蜂。文字もページも小さいです。

そして数々の生き物と対峙して、今度はゴリラ。文字もページも大きいです。

こうしたちょっとした変化は大人でも子供でも楽しく感じる瞬間だと思います。

子供が変化に気づけたときは、褒めてあげたいですね。

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生き生きとした動物たち

やはり忘れてならないのは、エリック・カールさんのイラストのタッチです。

彼は本当に生き生きと動物を描くことに長けています。

まるで本当にそこにいるかのように躍動感を感じることができます。

自分が動物園にいて、目の前に生の動物を見ているような感覚を覚えますね。

平坦でシンプルなタッチのイラストも素敵ですが、

エリックさんの独特な描き方も心に響いてくる魅力があると思います。

絵本からの学び

この本からは教訓を感じ取ることができます。

私の言葉で強いて言うのであれば、「怒りん坊は損をする」ではないでしょうか。

Temperedは「気質」や「気分」「怒りっぽい」という意味があります。

ぷんぷんと怒ったてんとう虫は、どの生き物と戦いを挑んでも

最終的に何も得るものがありませんでした。

しかしマイルドに接していたてんとう虫がいたからこそ

最後にあぶら虫を食べることができたのです。

怒っていても誰も近づいてきませんし、みんなな離れていってしまいます。

正常な状態でないときは、正常な判断もできません。

大人にも子供にも共通して言えることではないでしょうか。

絵本を反面教師にして、英語を通して学びを得られたら素敵ですね。

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英語の難易度は難しい?

英語の難易度は初級から少しレベルアップしたものです。

赤ちゃん向けの絵本ではありませんが、イラストを見るだけでも楽しめますので

何歳でもおすすめできる絵本です。

ただ、文章が少しだけ長めなので、英語をはじめてすぐのお子さんが自分で読むには

少し時間がかかるかもしれません。

さらに分量も「はらぺこあおむし」よりは多めになっています。

日本の小学生低学年ががんばって読めるくらいのレベルだと思いますので

はじめのうちは読み聞かせで慣れてからの方が良いでしょう。

単語・文法自体は難しくはないので、辞書を引きながらでも全く問題はありません。

どこで見ることができるの?

「The Bad-Temperd Ladybird」は、大型店舗にはあると思いますが

英語版は取り扱いがある場合とない場合がありますので事前に確認した方が良いでしょう。

いきなり購入はハードルが高いと感じる方は、図書館がおすすめです。

図書館であれば、大型書店以上の蔵書数を抱えていますし

自治体によりますが自宅近くの図書館まで移動させてくれるところもあります。

まずは一旦レンタルで様子を見て、お子さんの反応がよければ購入しても良いでしょう。

レンタルでも購入でも、一度は読んでいただきたい一冊にはなりますので

見かけたときはぜひ読み聞かせをしてみてくださいね。

最後に

今回は、エリック・カールさんの「The Bad-Temperd Ladybird」について

詳しくご紹介をしてきました。

いかがだったでしょうか。

ときには楽しいばかりの絵本ではなく、こうしたメッセージ性が強い絵本も取り入れて行きたいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

Mommy's Backはみなさんのおうち英語を全力で応援しています。

これからも役立つ情報をたくさん発信して行きますので、お付き合いいただけますと幸いです。

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