
A House for hermit crab
今回ご紹介するのはエリック・カールさんの「A House for hermit crab」です。
エリック・カールさんは「はらぺこあおむし」や「くまさん、くまさん、どこみているの?」で
有名なアメリカ出身の絵本作家です。
知る人ぞ知る素敵な絵本をご紹介していきます。
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「A House for hermit crab」は直訳すると「ヤドカリのおうち」。

ヤドカリは海辺でよく目にする貝殻を背負った生き物です。
このヤドカリくんが今回の主人公です。

あらすじ
貝殻を背負ったヤドカリくん。
いつしか背負っていた貝殻が小さくなってしまったので、新しい貝殻を探すことに。
見つけたのはとても質素な貝殻。
そこでヤドカリくんは様々な他の生き物にお願いをして貝殻を飾ってもらうことに。
しかしせっかく素敵な友達に素敵に飾ってもらった貝殻もいつしかヤドカリくんの成長に追いつけず
小さくなってしまいます。
すると、ちょうどヤドカリくんの貝殻にちょうど良さそうな別のヤドカリさんに会います。
ヤドカリくんは「僕の友達を大切にしてくるなら、あげてもいいよ」と言い、
ヤドカリさんは「もちろんよ」と言って、渡します。
そしてヤドカリくんはまた別の貝殻を探し始め、また新たな魅力的な友達を見つけて興奮します。
ヤドカリくんの成長と子供の成長を重ね合わせながら読める作品です。

英語の難易度は?
英語の難易度は、それほど難しくはありません。
公式の対象年齢が3〜5歳ということもあり、文章は少しだけ増えています。
しかし文章が長いわけではなく、難しい文法もありませんので安心して読むことができます。
ただ、海の生き物に関する名詞がたくさん出てきますので、事前におさらいしておくと
スムーズに読むことができるでしょう。

抑えておきたい単語

- hermid crab:ヤドカリ
- snug:ぴったりな
- shell:貝殻
- wiggle:くねくね、ぴくぴく動かす
- plain:質素な
- sea anemones:イソギンチャク
- sway:揺れる
- claw:爪
- starfish:ヒトデ
- handsome:ハンサム、かっこいい
- coral:サンゴ
- creak:きしむ
- gingerly:生意気に
- snail:カタツムリ
- crawl:這う
- graze:擦る
- algae:藻類
- debris:瓦礫
- sea urchin:ウニ
- needle:ハリ
- seeweed:海藻
- dim:薄暗い
- murmur:もごもご言う
- gloomy:暗い
- murky:濁った
- lanternfish:ハダカイワシ
- swam:swim 泳ぐの過去形
- pebble:小石
- sturdy:岩上
- rearrange:再配置する
- sponge:海綿
- barnacle:フジツボ
- clown fish:クマノミ
- sand dollar:平べったいウニ
- electric eel:電気うなぎ
本のイメージ

最後に
今回はエリック・カールさんの「A House for hermit crab」についてご紹介しました。
エリックさんの絵本は本当にどの作品にも面白い工夫があり、見る人をどんどん
世界観に引き込んでくれる魅力があります。
全ての作品が大当たりの気分です。
ぜひ図書館などでレンタルして読んでみてくださいね!
お子さんが気に入ったら、購入してプレゼントしてあげるのもいいでしょう。